国のV2H補助金(CEV補助金)を活用して、お得に災害対策⁉

経済産業省・環境省の令和5年度補正予算が11月29日、成立しました。

補正予算額は、蓄電池・電気自動車関連13事業で総額5,300億円規模!

今日はその中から、クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てんインフラ等導入促進補助金(CEV補助金)の中の『V2H充放電設備補助』についてお話していきたいと思います。

※V2Hは「Vehicle(車)to Home(家)」を略した用語

詳しくはお役立ち情報【V2Hとは】V2Hの補助金はいつからいつまで?申請方法と注意点で、ご紹介しております。

1.そもそもV2H充放電設備って何?

V2Hとは、電気自動車(EV)・プラグインハイブリッド自動車(PHV)への充電、並びにEV・PHVから自宅へ放電(給電)ができる装置です。

また、放電(給電)機能については、災害等があった際に車から自宅に電力を供給する事が出来る為、停電時においても自宅で電気を使う事が出来るようになります。

一般的なEV充電器は、[建物→EV]へ充電するだけですが、V2Hの一番の特徴はEVやPHVの大容量バッテリーと家で充放電可能なことです。

近年多くなっている災害対策においても、このV2H設備をつけておくとより安心です。

2.補助額について

補助額については、V2H充放電設備の導入で

設備費:上限75万円 (補助率: 2分の1)

工事費:上限40万円 (個人) (補助率:1分の1) / 上限95万円 (法人) (補助率:1分の1) となります。

例)ニチコントライブリッド(セパレート型)の場合

ニチコンのトライブリッドシステム(表内のES-T3で始まるモデル)については、補助対象が「V2Hスタンド(一体型)」又は「V2Hスタンド(セパレート型)+ポッド」のみ、という点があります。

この補助金は、あくまでも【V2H設備の購入費+設置工事費】に交付されるものなので、トライブリッドシステムを導入する際の蓄電池やパワーコンディショナといった機器は対象になりません。

ですが、蓄電池単体で購入する場合よりも補助額が多く、また条件によっては国や地方公共団体が交付する補助金との併用が可能ですので、よりお得に導入できる可能性が高くなります。

さらに、上記の通り【V2H充放電設備導入】に対しての補助と併せて、【設置工事費】にも補助金が交付されます。

こちらは補助の対象となる工事の項目が決まっており、工事の内容によって補助金が交付されるというものです。

設備導入の補助金と合わせると、個人宅の場合最大105万も補助が受けられる可能性がありますので、一度ご検討してみてはいかがでしょうか。

また、太陽光や蓄電池と一緒に設置することによって、電気代はもちろん、災害対策にも役立ちます。

実際の補助金交付額は、ご希望の設備や工事の状況等によって異なります。

弊社では、お客様のご要望をしっかりとお伺いした上で、各ご家庭に沿ったプランをご提案させていただいております。

宮城県を中心に岩手県・福島県・山形県の数多くのご家庭に太陽光発電・蓄電池・V2H・エコキュートの設置をサポートしてきた実績があります。

補助金申請からアフターフォローまでしっかりとした体制も整っておりますので、ご不安なことが御座いましたらお気軽にご相談ください。